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2024年4月26日金曜日

ibis DV9 完成車入荷 ハードテール乗るならコレ一択でしょ!

ibis DV9 GXキット入荷しましたよ!!!!!
完成車は税込605,000円が  10%OFF 税込544,500円 
フレーム単体の重量は1,3kgと超軽量
国内代理店のページ
本国セールは日本に適応しないし・送料えぐいし・急激な円安の中でも10%OFFで入荷しました!

「今」、ハードテール乗るなら最新鋭のコレ一択でしょ!ってまずは言いたいです。
ライバルはYETI ARCくらいで他の「旧式カーボン」や「クロモリ」と同じにしないで欲しいですねw
・旧式のカーボンはただ軽いだけで無機質で面白みが少なくてクロモリの方が味があったり。
・クロモリはスピードの伸びの悪さ・技術的な頭打ち感が否めない。
・ハードテールがフルサスと比べて性能差が開き過ぎてメリットが正直ほとんどない。
等々、なんか我慢するというか諦める所が多く。でも甘やかされ過ぎたフルサスも時々飽きるw

そんな最新フルサスと停滞ハードテールの乖離を埋め、
またハードテール楽しいとオススメ出来る「進化したハードテール」が今回入荷のDV9です。
この1年ひたすら乗り倒していて
・店から横浜までの往復80kmのツーリング・50km超のグラベル・グラインデューロ
・里山ライド・フジテン・富士見パノラマ・白馬等のゲレンデ等々。なんでもコイツと一緒

バイクのジャンルを超越して「楽しく」「快適に」「刺激的に」遊ばせてくれる1台です
MTBのライバルはフルサスのダウンカントリーバイクでTransitionのSPURとかがバッチバチ
オフロード寄りのグラベルバイクとも張り合えてボムトラのBEYONDとかSALSAのFARGO等

乗った感想は、
「ハードテールなのに路面が荒れると衝撃が加速に変わる不思議」
この特性でトレイルの移動も登りもリアサス並みにグリップして前方にプッシュもきます!
下りにおいても衝撃をいなし進むので路面お構いなしの加速がイカれてる!!
トレイルが楽しいのは想像が容易ですが、グラベルも心地よく進んで疲れ知らず
富士見パノラマではタイヤ前後本気のDHタイヤ入れたいくらいスピード乗るし
タイヤインサートないとスピードに負けてリムボコボコにしちゃいますよ。(体験談)

「超クイックでダイレクトな操作感なのにバイクは暴れない不思議」
衝撃を最小限のフレームのタワミで吸収してくれてて、腰砕がなく操作がダイレクト
コーナーやジャンプでプッシュが爆速で伝わり、全力で踏むと馬鹿みたいに反発帰ってきますw
白馬みたいな細かいプッシュが多いところだとフルサスよりも速いくらいで楽しすぎるし
ふじてんの深いバームもギュワン!って曲がるし、ジャンプは軽過ぎて自分だけ飛んでる気分だし

これらを生み出しているのが衝撃吸収や力を逃す向きを自由に変えられる最新カーボンの使い方
改めてフレームの大切さを感じます。フレームが全てでパーツはオマケです。
走り、楽しさ、自由度を求めるならフレームに投資しましょう!パーツに投資は意外に無駄
車で例えるとわかりやすいんですが、
遅いエンジンの車に豪華内装フルオプ、速いエンジンの車にオプションなしで金額同じなら
走らせた時に速いのは考えるまでも無い話で。どっちが好きかは個人の問題なのでアレですがw
フレームはエンジン&シャーシで、パーツは内外装で、人間がガソリンなわけですよ

って伝えなきゃいけない事が多過ぎて前置きが長過ぎますねw
今回入荷のコチラはMサイズで適応身長160cm~173cmと広め
一番気に入っているのはMサイズでリーチが435mmと程よい大きさ
個人的にはハードテールにはクイックさを求めているのでこのSとMの間的なサイズ感が最高


完成車は120mmサスが付いていますが100mmから140mmまで対応していて
XCやバイクパッキングもパークライドまでイケます。自分は130mmで乗ってます

チェーンステイも425mmと短めでコーナーのキレも良いですが登りもトラクション抜けません
造形が色々面白いので眺めているだけでも楽しめちゃいますw

完成車にはFOX 34ステップキャスト パフォーマンス 120mm

軽量だけど剛性はしっかりあって、エアーボリュームもあるので衝撃吸収も上手で丁度良いヤツ
120mmの場合はハンドリングのキレが良くてソレだけで気持ちが良いです。
切った方向にスパッと入って、フォークとの剛性も塩梅よくピーキー感はなく思いのまま

この軽量にかける作りがすごいですよね〜

完成車のタイヤがこのバイクの本性を表している気がしますが。
軽量フォークつけてるくせに、
フロントにはDHタイヤのMINON DHR 2 /リアにはドライ用のDHタイヤ DISSECTOR
フルサスのダウンカントリーやトレイルバイクと同じような組み合わせ。それだけ出るって事!

ホイールはibisオリジナル Stansに作らせてる非対称リム

ハブはシールドベアリング入ってるどこかのOEMだけど質は文句なし!
リムやハブに使われるBLKBRD=BLACK BIRDって意味でibis=トキと「鳥」合わせなのかな?

コンポはSRAMのNXとGXのミックス
本国サイト見るとXCバイク寄りな雰囲気の紹介ですが、チェーンデバイスも付いてくるあたり
そんだけ攻めた走りするんでしょ?って匂わせてきてますね

ブレーキはSRAM G2 こいつパワー微妙なので唯一交換したくなるパーツかも

ヘッドセットはISの41/52でケンクリークの40ついてるのでまぁ良いかなって感じ
CHRIS KINGならDropSet3

ドロッパーはKSの150mm

ハンドル・ステムはibisロゴ入りの謎のOEM品。
グリップはリザードスキンのクッション性の良いやつ

ドロッパーのレバーは問答無用で自腹でWOLF TOOTHに交換しましたw

元のがコレで。こんなチャチなパーツを完成されたDV9の世界観に入れるの耐えられないです

そんなこんなで今までの常識は捨てて、新しい常識が始まっている事を体験できる1台
理由は様々あれど試乗車をポンポン乗り換える自分が1年乗り続け、代わりも存在しない状況
常連さんは自分がテスト終わった試乗車を待ってるのでwまだ売らないの?って聞かれますが
乗っても乗っても飽きなし、まだまだ新しい魅力に出会う最高の1台で売る気なしですね
YETIのARCがスレッドBBとかにマイチェンしたモデルが出たら考えるかも

ちなみにシーラント入って実測でこの重さ。

最後に欠点を。
・色が万人ウケしない。
・国内在庫してくれないので在庫あっても1~2ヶ月待たないといけない。
・軽さを活かすか、下り性能を活かすか迷うwどっちも異常なレベルでこなせる分パーツ悩みます。
・リーチが癖ありでS=404mm M=435mmと少し小さめで取り回しやすいいい感じのサイズなのに
 Lサイズになると急に470mmと普通のフルサスサイズの大きさになるところ。

2023年11月24日金曜日

IBIS HD6 私情車組みます−その2

IBIS謹製 マレット専用180mm/165mmのエンデューロバイク
エンデューロレースの現場で磨かれ誕生したHD6
サイズは「2」=Mサイズ
「レース用」=「速い人しか乗りこなせいな」っとなりがちですが超扱いやすいですw
パッと乗るとフロント160mmかそれ以下のバイクに乗ってる普通さ、癖のなさ
やっとこれから各社、違和感のない成熟したマレットを出してくる時代になるのかな?

真面目にトランジションの得意な縦の動きにサンタの路面追従を足して2で割らない感じです
・バニホが簡単でリアもシュッと軽快に引き上がる
・絨毯の上を走る滑らかシットリフィール
・ハンドルでクイッと俊敏に曲がれるし、バイクを倒した時もクイック過ぎず綺麗に倒せます
・ジオメトリーに何の違和感・無理もないので普通でマレットだと気がつく人まずいません
・180mm&29erのフロントのグリップに負けないリアのトラクションが27.5を感じさせない
=リアブレーキめっちゃ効く・29er以上の登りのグリップ・コーナー攻めやすい

トランジションオーナー目線で語ると、
スカウトのジャンプ等の身のこなしにスパイアーのストローク量・制動力を持たせて、
操作時の体感重量はセンチネルくらいとIBIS乗ってる感じがしないバイクですw
悪く言うと今までのIBSIの体感重量の異様な軽さ・加速感は控えめです

完成車キットを買ったのに殆ど使わないんですが理由は簡単
完成車の方が使わないパーツ売ればバラ売りよりも安い&フォークが専用デカールでカッコイイ
NXキットならSRAM GXとNXのミックスで前後FOXファクトリーで税込1,023,800円
パーツは違えどこのフレーム・フォークのバイクがこの時代にこのお値段やばいでしょ!!
色々の理由でトランジションやサンタから同ブランドに乗り換えが微妙なタイミングの今
これらのブランドが理想的に進化したようなバイクがIBIS HD6です

ここからは試乗車ではなく私情車たるパーツ群
ギアはこれ一択 SRAM EAGLE AXS TRANSMISSION XO
T-TIPEは電動で壊れないとかが一番大きく宣伝されていますが・・・
ペダリングのパワー伝達・剛性感からくる無駄のないフィーリングが最高にストレスフリー
チェーンとギアの噛み合わせの抵抗感も超少なくてチェーンの存在を忘れる感覚です
ギア全域でノイズないし静かで幸せです
ボタンの位置も良くて、親指の可動域が1/4でこれまた快適

ボクの自転車ライフで絶対に欠かせないのがCHRIS KING
ハブもヘッドもBBも「キングかそれ以外のブランド」と認識しているほどレベルの差があります
ハブが特に顕著で内部構造の写真を調べると明らかに他者よりもゴツいパーツ・点数で組まれ
ベアリングも全て自社生産でハブを構成する全てのパーツをKINGが専用設計してしまう凄さ
バカげた長寿命とキングたる高品質な状態が続く期間が桁違いに長い最高の作りなんです!
個人的に2位はDT SWISSとONXYSここも他社と明らかに違う作りで素晴らしい
それ以外は結構簡単にベアリング錆びるしラチェット潰れるので正直、大差ないです

ヘッド周りから異音がしやすい方はKING入れれば解決します
フレームの規格が変わって使わなくなるまで使えますw
KINGオーナーあるあるで歴代の規格のKINGが沢山余ってるんですよね

BBは高ケイデンス時の回転だけ見ればもっと回るブランドはあります
しかし、登りの高負荷時のヨレの少なさクランクを支えるシッカリ感はKING独自の世界

ブレーキはXTR
お値段は流石のSHIMANOでも王様クラスですがパワーとコントロール性は異次元
指が全く疲れずに軽い握りでドカ効きさせられるし、粘土質の路面でのフェザータッチも可能

ハンドルはTHOMSON
ステムのクオリティーはCNCのタイプだと大差なく見た目の問題ですねw
ハンドルは硬すぎず曲がりすぎずで減衰力が強く微振動も伝えない快適なカーボンバー

ドロッパーのレバーはWOLFTOOTHの新作
更に軽いレバーの押しで操作できるようになり細かいポジション調整もできて最高
完成車についてくるレバーからコレに変えるだけで随分と使い勝手が良くなるのでオススメ

フレームに付属のマッドガード?も秀逸で小石が入りやすい隙間も完璧ガード

完成車キットの気に食わない点はドロッパーw
36.4mmと無駄に太く選択肢も少ないむかつくサイズでアダプター噛ませてFOXに変更予定w
ドロッパー自体の差し込み量はすごくてMサイズのフレームに170mm以上が簡単に入ります

リアタイヤのクリアランスは2.4にインナー35mmのリムでこんな感じ

ホイールは向こうのミスで遅れて到着なので後日

2023年11月17日金曜日

IBIS HD6 私情車組みます−その1

IBIS HD6 私情車組みます
やっとマレットを違和感なくデメリットをむしろ強みとして生かすバイクが誕生
それがマレット専用設計の IBIS HD6!!
フレームで税込693,000円
完成車は前後FOX「ファクトリー」搭載で税込1,023,800円とクワハラさん太っ腹!!
パーツ構成は見てくださいwバラで計算すると140万いきますw
こんな高級車が100万で前後Fファクトリーは狂ったプライスで幸せすぎます
追加で21万でIBIS=STANS製のカーボンリム&i9 HYDRA ホイールに出来ちゃいます

GIANTですら99万でワンランクしたの「パフォーマンスエリート」シリーズ・・・
SANTACRUZの類似のNOMAD6 C S-kit ¥1,241,900なんか更に下位のパフォーマンス
SANTAと同格か上位の扱いのブランドが物価高騰・円安の影響を受けながら超安く買える幸せ

海外の様々なレビューサイトでマレットだから進まないとか特有の違和感を指摘せず
むしろ既存の29よりも優れている点が多くあって楽しくて最高じゃん!!っと興奮気味
そんなの乗るしかないでしょ!ってわけで即注文
まずはフレームの写真から

YETIのSB160と悩みましたがSB140で感触はわかっているので未知のHD6で!







アメリカの最強リッチなお店 FANATIK
インスタで頻繁に最高級バイクを鬼のカスタムで組んでいるのを見ている方も多いですよね
この店でもIBISは大人気で特集比較動画を撮るくらい気合い入れてる”海外の”業界注目のフレームです
日本はガラパゴス社会なので独自の市場と価値観でガチガチで注目されなさそうですがwww

英語苦手な人はPC上であれば「字幕」の設定で自動翻訳にすれば案外伝わってきます

2023年7月23日日曜日

IBIS RIPLEY x WHITE INDUSTRIES x CHRISKING x WOLFTOOTH x THOMSONカスタム!

IBIS RIPLEY x WHITE INDUSTRIES x CHRISKING x WOLFTOOTH x THOMSONカスタム!

グリーンシーズン真っ只中にユキ号を超ゴージャスにカスタム!
性能高くさらにスタイリッシュに仕上げました!
差し色入れる時は大きいパーツに目立つ色を入れがちですが・・・
小さいパーツに色を入れたほうがオシャレにまとまります✨
リプリーにはパープルとオイルスリック系のカラーを散りばめて入れてます。

こんな色入れたいけど…とカラーにお困りの時はお気軽にご相談ください!

クランクは大好きなWHITE!!
正直、この値段出せばカーボンクランクの方が圧倒的に足の回しが軽くなるし、乗り心地も良い
しかし、機能重視をうたっている店でありながら機能が合格点なら見た目重視のパーツもあり
なんかよく見ると見慣れないチェーンリングですがWOLT TOOTHのWHITE用のオーバルリング

しれっとWHITEのBB

このクッソ派手なボトルケージが意外と全体のバランスを整えてくれて良い感じ
カタログと全然違う色で届いたときには捨てようかと思いましたが付けたら何かよかった事案w

ドロッパーのレバーもWOLF TOOTH
削り出しの見た目も良いですが、押しやすさ・引きの軽さは敵なしです

コラムスペーサーにもオイルスリック

ペダルはチャンユキも自分も大好きなクランクブラザーズ

ホイールはニップルがブラウンでバルブはパープル

ローターもシマノ最上位ローターを装備効きもコントロール性も全然違います!
ブレーキメーカーと違う社外ローター使いたい方に一言。
パッド・ローター・ブレーキと全部を1つで専用設計でそれらを使って100%の性能で
紛い物がこのシステムに混じれば性能は当然低下。それだけの完成度が現代のブレーキです

ハブは王様CHRIS KING
個人的にはi9やKUWAHARAなど充分に高品質なハブはあります!本当に充分!
しかし「2番じゃダメなんでしょうか?」やっぱ王者を知るとダメなんです・・・
パワー伝達がすごいのにラチェットのかかりが硬くなくマイルドなペダリングフィール
ハブ本体とラチェットが他社の数倍の面積でガッチリと掴んで回しているんです
回転もスカスカした軽さじゃなく蜜のような滑らかさが本当に気持ちがイイ
登りで心が折れそうな時にコレらを感じていれば、もう一踏ん張り出来ちゃいます